Xiaomi POCO F8 Pro発表—Snapdragon 8 Elite搭載の高コスパ旗艦

XiaomiがPOCO F8 Proを発表した。パワフルでありながら手の届く価格に収めたフラッグシップだ。昨年登場したPOCO F7 Proの後継で、発売から一年足らずでの置き換えとなるが、主要スペックのほぼすべてにわたり大幅な刷新が施されている。世代交代の速さからも、攻めの姿勢がうかがえる。

目玉は最上位クラスのSnapdragon 8 Eliteへの移行だ。多くの現行ハイエンド機よりもはるかに低い価格帯で、フラッグシップ級の性能を狙う。さらに、バッテリーは6,210mAhに拡大し、充電は100Wに対応(前世代より10W高速)。総じて、予算を膨らませずに高速動作を長く維持しやすい1台に仕上げたという印象だ。

ディスプレイは6.59インチへとわずかに小型化。一方でピーク輝度は3,500ニットまで引き上げられ、なじみのある120Hzリフレッシュレートは据え置きだ。メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.1、Wi‑Fi 7に対応し、XiaomiのLiquidCool冷却システムも搭載。これらを厚さ8mm、重量199gの筐体に収めている。スペックの並びからは、単なる数字の競争ではなく、応答性と安定性を重視する狙いが見て取れる。

カメラも抜本的に強化された。メインはLight Fusion 800センサー採用の5,000万画素(1/1.55型、F1.8、OIS)。さらに新たに焦点距離60mmの5,000万画素望遠、800万画素の超広角、2,000万画素のフロントを組み合わせる。F7 Proの時よりも撮影の幅が広がり、とりわけ専用の望遠レンズはポートレートやタイトなフレーミングで威力を発揮しそうだ。

価格は12GB/256GB構成で579ドル、512GB構成で629ドル。プロセッサと充電性能だけを取っても、このエントリー価格はなかなか攻めた設定に映る。