DOOGEE V Max LRが世界で正式発表:レーザー距離計と20500mAhで現場に強いタフネススマホ
DOOGEE V Max LRの特徴を詳しく解説。レーザー距離計で0.08〜40m測定、20500mAhと45W急速充電、1200ルーメンライト、IP68/IP69K、Dimensity 7300、200MPカメラ、Android 15搭載。6.78インチ120Hz画面とWi‑Fi 6E、NFC対応。
DOOGEE V Max LRの特徴を詳しく解説。レーザー距離計で0.08〜40m測定、20500mAhと45W急速充電、1200ルーメンライト、IP68/IP69K、Dimensity 7300、200MPカメラ、Android 15搭載。6.78インチ120Hz画面とWi‑Fi 6E、NFC対応。
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DOOGEEがV Max LRを世界で正式発表した。2023年に始まったタフネス志向のV Maxシリーズの最新モデルで、プロフェッショナルや旅行者、過酷な現場で働く人々に向けたもう一つのフラッグシップという位置づけだ。堅牢な筐体と確かなパフォーマンス、そして内蔵のレーザー距離計を組み合わせ、携帯できる計測ツールとしても有力な選択肢に仕上げている。狙いどころは明快だ。
外観は戦闘機から着想を得たというデザインで、カラーはArmor BlackとBattle Rustの2色。アルミ合金のバックパネル、補強されたエッジ、手に馴染むテクスチャーパネル、そして完全シールのポートを備え、衝撃や粉じん、泥、豪雨にも動じない。スペックの見栄えに終始するのではなく、現場での実用を重視した作りに見える。
目玉は内蔵レーザー測定システムだ。0.08〜40mの範囲で長さ・面積・体積を算出でき、公称精度は±3〜15mm。建設や測量、室内レイアウトから屋外の配置計画まで、実務で使える精度帯に収めてきた。
夜間の作業や移動を支える装備として、1,200ルーメンのキャンプ用フラッシュライトを2基搭載。明るさは5段階で、常灯・点滅・SOSモードにも対応する。約8m先までエリアを照らせるため、他に光源がない場面でも頼れるバックアップになる。
20,500mAhの大容量バッテリーが複数日にわたるスタミナを確保。−10℃でも動画再生は最長15時間、−20℃でも通話が可能とされる。45W急速充電に加えて、10Wのリバース充電でほかのデバイスを給電でき、長時間のシフトや寒冷地での運用を見据えた構成だ。
パフォーマンスはMediaTek Dimensity 7300が担い、ソフトウェアはGeminiのAI機能を統合したAndroid 15を採用。Wi‑Fi 6EやNFCにも対応し、6.78インチのFHD+/120Hzディスプレイは強い日差し下でも見やすさを意識して調整されている。
カメラは200MPのメイン、IR照射付き20MPのナイトビジョン、8MPの超広角、32MPのセルフィーを組み合わせた。暗闇から荒れたフィールドまで、シーンを選ばず狙える布陣だ。
防護性能はIP68/IP69Kに準拠し、−20℃〜55℃の環境に耐える仕様。地質調査や建設、ハイキング、救助活動まで、頼れる道具になりそうだ。端末はすでにDOOGEEの公式サイトおよび認定販売店で販売されている。