OnePlus Ace 6Tが正式登場—8300mAhと100W充電、Snapdragon 8 Gen 5搭載

OnePlusは中国でさりげなくAce 6Tを投入した。グローバルではOnePlus 15Rとして展開される見込みだ。中国版はすでに約368ドルから発売されており、海外向けの初披露は12月後半に予定されている。

心臓部にはSnapdragon 8 Gen 5を採用。165Hz駆動の高輝度OLEDディスプレイと、IP68/69/69K相当の防塵・防水ボディを組み合わせる。だが主役はやはりバッテリーだ。シリコンカーボン採用の8,300mAhという大容量で、フラッグシップのOnePlus 15をも上回る。アクティブな使用でも数十時間は持つと同社は述べており、100WのSuperVOOCなら23分で半分まで回復できる。55WのPPS充電にも対応する。

カメラは抑制の効いた構成で、50MPのメインと8MPの超広角を搭載。ズーム機能は最小限だが、4K/120fpsの高フレームレート動画が弱点をある程度補う。フロントカメラは16MPセンサーだ。

そのほか、Wi‑Fi 7、Bluetooth 6.0、画面内の超音波式指紋センサー、ColorOS 16、赤外線ブラスターを備える。カラーバリエーションは3色で、バージョンによって筐体素材がガラスとガラス繊維で分かれる設計。実用性を優先した割り切りで、このモデルの立ち位置と巧く噛み合っている。