DDR5 192GBメモリがGPUより高値に?Corsair VengeanceとRTX 5070 Tiの物々交換が示す相場の歪み

SNSで広まっている話題として、あるユーザーが総容量192GBのCorsair製DDR5メモリキットをPNY GeForce RTX 5070 Tiと物々交換したという。注目を集めたのはグラフィックスカードではなくメモリのほうだ。DDR5の価格が急騰するなか、中古市場ではこうしたキットがほとんど現金の代わりのように扱われ始めている。

議論で共有された数字によれば、米国ではCorsair Vengeance RGB 192GB(4×48GB)DDR5-5200 CL38キットが現在およそ2,225ドル、一方でGeForce RTX 5070 Tiはおよそ750ドルが相場だ。この計算なら、メモリの持ち主はGPUの価格の約3倍に相当する価値を差し出したことになる。コメント欄では取引が一方的すぎるという見方が多く、その予算ならより上位のグラフィックスカードを狙うのが妥当だったのではないかという声が目立った。

今回の一件は、バランスを崩した市場の歪みを映す断片にも見える。スレッドには192GBのDDR5キットが2,250ドル前後で並ぶスクリーンショットが示され、かつての値札に近い水準で見つけるのはほぼ不可能だとされている。メモリがこのまま値上がりを続ければ、こうした物々交換はさらに高額なGPUへと広がり、相場が再調整を迫られる展開も十分あり得る。