ZQ RoboticsのT800がCEOに蹴りを命中 人間の8割超より強い出力と低運用コスト

ZQ Roboticsは、新たなデモ動画を公開した。映像では、ZQ T800ロボットが初めて人間にキックを当て、その相手は同社の最高経営責任者自身だ。クリップの中で、Zhongqing Roboticsの創業者・会長兼CEOであるZhao Tongyangが防具を着けて前に出て、T800のキックを正面から受ける。体重75キロの彼が足をすくわれるほどの衝撃で、マシンの力を見せつける大胆な実演になっている。

Zhaoはその後、防具がなければ深刻なけがを負っていた可能性が高いと述べた。さらに、社員たちが以前からT800に打たれたときの感覚に強い関心を持ち、自分に試すよう説得してきたともしている。好奇心が、ついにトップ自らの体で確かめる決断を後押しした形だ。

同社はこれに先立ち、ロボットが空中で回転蹴りを決める映像も公開している。T800はそうした打撃を連続でつなげられ、ドアを一撃で蹴り倒すことさえ可能だ。ZQ Roboticsによれば、T800は人と機械の関係の境界を捉え直すことを目指して設計され、身長およそ1.7メートルの人々の8割超より強い出力を備えるという。

もう一つ目を引くのは、運用コストが人件費の3分の1にとどまる点だ。採用のハードルを下げ、より広い分野での導入に弾みをつけかねない。