Motorolaが横開きフォルダブルに挑戦:Motorola FoldとEdge 70 Ultraの最新動向

Motorolaは、Razrの縦折りクラムシェルの枠を越え、横開きのブック型フォルダブルに踏み出す準備を整えているようだ。手がかりは意外なところから届いた。同社のホリデー向け企業ギフトボックスである。Android Headlinesの記者アレックス・マクサム氏が公開した中身には、折るたびに新たな可能性が開けるという趣旨のメッセージが刻まれた木製ノートと、2026年1月6日のLenovo Tech Worldへの招待状が同梱。招待状では、新しい視点を切り開くと示していた。

これらを総合すれば、解釈の余地はほとんどない。次に来るのはRazrの小改良ではなく、横開きのフォルダブルだ。Razr 70ファミリーの登場は2026年半ば以降と見られており、今回の発表はブランドのプレミアム帯で独立した位置づけになりそうだ。非公式ながら、端末はすでにMotorola Foldの名で呼ばれ始めている。

同時に、次のフラットなフラッグシップにも関心を集めている。仮称はEdge 70 Ultra。名称はまだ確定していないものの、チップはQualcommのSnapdragon 8 Gen 5と結び付けて語られている。昨年のEdge 50 UltraがSnapdragon 8s Gen 3を採用していた流れを踏まえれば、筋の通った選択だ。両機がこの通りに登場すれば、異なる2つのフォームファクターでハイエンド領域を取りにいくという同社の意図はより鮮明になる。