OneXPlayer Super Xの特徴と価格: ROG Flow Z13対抗のAMOLED×液冷2-in-1

One-Netbookが、Asus ROG Flow Z13の本命対抗として位置づける新端末を世界市場に投入した。名称はOneXPlayer Super X。プレミアムなディスプレイ技術、大型バッテリー、柔軟な冷却機構を武器にする。最低価格は$1,899。コア機能でAsusに正面から挑む、強気の設定だ。

8月に発表されたSuper Xは、Ryzen AI Max 385またはRyzen AI Max+ 395を搭載して出荷される。ベース構成は385だが、AsusのエントリーモデルはRyzen AI Max 390を採用。それでも上位構成を選べば、Super Xは競合と肩を並べ、場合によっては上回る性能を狙える。

Super Xの主な強み

14インチの2.8K AMOLEDパネルは120Hz駆動で可変リフレッシュレート(VRR)に対応し、輝度は最大500ニット。ペンの筆圧4,096段階をサポートし、仕事用にも創作にも使いやすい。

もう一つの違いは83.5Whのバッテリーで、ROG Flow Z13の容量を大きく上回る。ストレージ周りも珍しく柔軟で、フルサイズのM.2 2280スロットに加え、Mini SSD用スロットを装備。さらにオプションの液冷モジュールを加えると、システムのTDPを80Wから120Wまで引き上げられる。このクラスでこの自由度は目を引く。

筐体サイズは冷却モジュール非装着時で314×208×12.5mm。キーボードを除いた重量は約1.3kgだ。

価格は構成次第

$1,899はRyzen AI Max 385、32GBメモリ、1TB SSD。$1,999はRyzen AI Max+ 395に48GBメモリ。$2,759の最上位はRyzen AI Max+ 395、128GBメモリ、1TB SSDに液冷を組み合わせる。

液冷システム単体は$60のオプション。Kickstarterの支援者への出荷は2026年2月を見込む。