OnePlus Watch Liteの特徴:3000ニットAMOLED、10日駆動、デュアルペアリング

OnePlusはウェアラブルのラインアップを広げ、フラッグシップのエッセンスを引き継いだ簡潔で実用的なモデル「OnePlus Watch Lite」を投入した。12月17日に発表され、欧州と英国ではすでに販売が始まっている。

中核となるのは1.46インチの円形AMOLEDディスプレイ。Sportsモードで最大3000ニットのピーク輝度に達するという、ハイエンドスマートフォンでも珍しい数値で、直射日光下でも視認性を確保できそうだ。前面はサファイアガラスで保護され、ケースは316Lステンレススチール製。厚さはわずか8.9mm、ストラップ込みの重量は約59gと、サイズも重さも控えめに仕上げている。

OSはWear OSではなくOxygenOS Watch 7.1を採用。バッテリー持ちを優先した選択といえるだろう。日常的な使い方で最大10日間の駆動をうたう。

意外と便利なのが、2台のスマートフォンと同時にペアリングできる点だ。AndroidとiOSの混在にも対応し、この価格帯では珍しい機能となる。ヘルスケアとフィットネス機能は基本からプラスアルファまで揃い、心拍数の常時計測、血中酸素レベル、皮膚温、睡眠とストレスの分析、100以上のスポーツモード、そして転倒検出に対応する。

価格は159ユーロまたは159ポンド。現時点での展開は欧州と英国に限られ、ほかの地域での発売情報はまだない。スペックと価格のバランスを見る限り、OnePlusは手頃なスマートウォッチ市場で存在感を取りにきている。入門から日常使いまで、狙いどころは明快だ。