Xiaomi 17 Ultraのカメラ検証:200MPと連続光学ズームの実力

Xiaomiは、新しいXiaomi 17 Ultraが200MPのシステムと連続光学ズームを核にした先進カメラを搭載すると正式発表した。レンズは焦点距離を75mmから100mmへと滑らかに可変(約3.1〜4.1倍)し、拡大しても画質を一貫して保つという。

一般的なスマホの望遠のような段階式ではなく、17 Ultraはカメラモジュール内のレンズを実際に動かして真の光学ズームを実現。これにより細部の損失を抑える。100mmを超える領域ではソフトウェア処理に頼るが、200MPセンサーの解像力がディテールを支えるはずだ。要所は光学で、さらに踏み込むときはソフトで——設計の考え方は地に足がついている。

同社によると、このカメラにはXiaomi 15 Ultraのペリスコープユニットに近い1/1.4型の大型センサーを採用。小さめのセンサーを使う競合機に比べ、集光力や総合的な画質で有利に働くサイズだ。

さらに、メインには1型のLight Hunter 1050Lセンサーを搭載。LOFIC技術によりダイナミックレンジを広げ、厳しい光環境でも結果を底上げする設計だ。多用途な光学ズームと組み合わせれば、ポートレートの間合い調整や大胆なリフレーミング、仕上がりの整ったコンテンツづくりまで、撮り手の余白がぐっと広がる。見栄えのいい倍率を追うだけでなく、実用の撮影自由度に軸足を置いた姿勢が伝わってくる。