OPPO K15 Turbo/Proのリークまとめ:Dimensity 9500sやアクティブ冷却、発売は2026年Q2か

業界筋の話では、OPPOは中国市場向けのゲーミングスマホ「K15 Turbo」シリーズの開発を着々と進めているという。著名リーカーのDigital Chat Stationが新たに伝えたところによれば、最上位の「OPPO K15 Turbo Pro」にはハード面で意表を突く仕掛けが用意されている可能性がある。

K15 Turbo Proは6.78インチのLTPS OLEDディスプレイ(1.5K解像度)を搭載し、50MPのメインカメラや大容量バッテリーを備える見通し。さらに、内蔵ファンによるアクティブ冷却も採用されるとされ、ゲーム機器でおなじみの設計を踏襲。これは前世代のK13 Turbo Proでも確認されたアプローチだ。

最大の変化はプラットフォームに及ぶ。これまでの噂ではSnapdragon 8 Gen 5の採用が取り沙汰されていたが、新たなリークは次期MediaTek Dimensity 9500sへの移行を示唆する。詳細な仕様は伏せられているものの、高い性能と堅実な電力効率への期待がにじむ。もしこの転換が事実なら、意外性は小さくなく、OPPOの選択肢を広げる一手になりそうだ。

スタンダードモデルのOPPO K15 Turboについては、6.59インチのLTPS OLED(同じく1.5K解像度)にSnapdragon 8s Gen 4を組み合わせるとの情報がある。シリーズ両モデルともに、7000〜8000mAhクラスのバッテリーを積む見込みで、ゲーム用途での持久力を前面に押し出す。

登場時期は2026年第2四半期との見方が有力だ。スケジュール感としては、折りたたみ型のFind N6が1月、フラッグシップのFind X9 Ultraが3月ごろとされる流れに沿う。

リークどおりに進めば、K15 Turbo Proは同社のゲーミング機の中でも輪郭のはっきりした存在になるだろう。アクティブ冷却と新たなMediaTekチップへの舵切りという組み合わせは、純粋なパワーと熱設計のバランスが勝負を分ける領域で、序列を静かに揺さぶるかもしれない。