Xiaomi Watch 5が初公開:EMGとECG、デュアルチップで単体性能を強化
Xiaomi Watch 5の特徴と価格を詳しく解説。ステンレス+サファイア、1.54型AMOLED/1500ニット、W5+BESのデュアルチップで6〜18日駆動。EMG/ECG、eSIM、150種以上のスポーツ、単体アプリも対応。地図やAlipay、Super XiaoAI、3Dプリントチタンストラップも用意。
Xiaomi Watch 5の特徴と価格を詳しく解説。ステンレス+サファイア、1.54型AMOLED/1500ニット、W5+BESのデュアルチップで6〜18日駆動。EMG/ECG、eSIM、150種以上のスポーツ、単体アプリも対応。地図やAlipay、Super XiaoAI、3Dプリントチタンストラップも用意。
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Xiaomiは、ライカとの戦略的協業の更新とXiaomi 17 Ultraの発表を飾るプレゼンテーションで、Xiaomi Watch 5を公開した。フラッグシップのフル機能スマートウォッチとして位置づけ、価格はスタンダードが1,999元、eSIM対応が2,299元。ライカのアナウンスや17 Ultraと並んでデビューさせたことで、ハイエンドを束ねるラインアップへ視線を集中させる狙いがにじむ。
筐体はステンレススチールで、両面に合成サファイアガラス。1.54インチのAMOLEDは最大1,500ニット、ベゼルはわずか2.6mmと細い。充電は接点端子式。ストラップはフルオロラバーやレザーに加え、3Dプリントのチタンも用意する。素材とバリエーションからは、堅牢さと上質さを押し出す姿勢がはっきり伝わる。
目玉はデュアルチップ・デュアルシステム構成。4nmのSnapdragon W5と省電力のBES2800を組み合わせ、Alipayや地図といったアプリを時計単体で動かせる。バッテリーは高性能モードで最長6日、節電モードで最長18日。性能と持続時間の折り合いを現実的に取る設計で、多くのウェアラブルが苦戦してきた均衡に踏み込んだ印象だ。
さらに、筋電(EMG)センサーを備えた同社初のモデルでもある。筋活動を読み取り、高度なジェスチャー操作やXiaomiエコシステム全体との連携に活用する。ECGセンサーを追加し、150以上のスポーツモードに対応。デバイス上で動作する最新版の音声アシスタント「Super XiaoAI」も搭載した。総じて、スマホへの紐づけを弱め、単体でやれることを着実に増やしたウェアラブルに仕上がっている。