Xiaomi 17シリーズに完全フラット画面の新旗艦、望遠強化で2026年登場か

Xiaomiは17シリーズをまだ締めくくるつもりはなさそうだ。中国でXiaomi 17 Ultraが最近発表されたばかりだが、クローズドテストに入った別モデルがあるという新たなリークが出てきた。高性能は欲しいが、現行のデザインに乗り切れない層に向けた、サイクル終盤のフラッグシップになりそうだ。

関係者によれば、ディスプレイは6.8〜6.9インチの大画面。ただし目玉はサイズではなく形だ。近年のハイエンドで主流だった曲面パネルではなく、細く均一なベゼルを備えた完全フラットなスクリーンを採用するという。曲面ガラスの映り込みや誤タッチに疲れたユーザーには確かに響きやすい選択で、ゲームや仕事の相棒としても理にかなう。

心臓部にはQualcommの最上位、Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載。発売が見込まれる2026年前半にはプラットフォームの成熟も進んでいるはずで、安定性や発熱面の落ち着きに期待がかかる。カメラも手抜きなしだ。リークはペリスコープ式の望遠を示唆しており、Xiaomi 17 Pro Maxの系譜を受け継ぐ可能性が高い。プレミアム機としての筋の良さを裏打ちする要素だ。

総じて、Xiaomiが狙うのはニッチだが目が肥えた層。Ultraは大ぶりすぎる、標準のProでは今ひとつ刺さらない――そんな人たちに向けた旗艦だという印象だ。予備的な情報では、グローバルでは2026年春にXiaomi 17と17 Ultraが登場し、この謎のモデルはその直後に中国でお披露目される可能性がある。ラインアップを常に動かし続ける同社らしい運び方だ。