Ayaneo Pocket VERTが正式公開 レトロ着想の縦型ハンドヘルド徹底解説
Ayaneo Pocket VERTの特徴を詳しく解説。レトロ着想の縦型ハンドヘルドに3.5型1600×1440液晶、Snapdragon 8+ Gen 1、6000mAh、MagicSwitchやAYASpaceを搭載。CNC金属ユニボディやアクティブ冷却、指紋認証、USB-C・microSD対応。
Ayaneo Pocket VERTの特徴を詳しく解説。レトロ着想の縦型ハンドヘルドに3.5型1600×1440液晶、Snapdragon 8+ Gen 1、6000mAh、MagicSwitchやAYASpaceを搭載。CNC金属ユニボディやアクティブ冷却、指紋認証、USB-C・microSD対応。
© Ayaneo
Ayaneoが、往年のレトロ機器に着想を得た縦型ハンドヘルド「Pocket VERT」を公開した。性能と同じくらい造形や佇まいを重視するコレクターや愛好家に狙いを定めた、趣味性の高い提案だ。
正式なお披露目は2025年12月27日。ライブ配信で登壇したAyaneoのCEOは、Pocket VERTを単なるガジェットではなく、個性を宿したデザインオブジェクトとして位置づける考えを示した。筐体はCNC加工のユニボディ金属シェルに前面ガラスを組み合わせる。カラーはEternal Night Black、Lunar White、Lava Redの3色。86.4 × 143 × 20.5 mmという寸法は携帯性を保ちながら、ずっしりとした質感と堅牢さを伝え、プレミアム志向を強く印象づける。
ディスプレイは3.5インチのLCDで、解像度1600×1440、615ppi。最大輝度は450ニット。ピクセル時代のクラシックも現代のAndroidタイトルも、細部の切れ味と彩度の高い発色で気持ちよく映し出す。
操作系は個性派だ。透明で刻印のないボタンはソフトなクリック感に仕上げ、クラシックな十字キー、ひし形のトリガー、カスタマイズ可能なMagicTouchパネル、機能に素早くアクセスできるMagicSwitchホイールを備える。さらにプログラマブルボタンや隠しコントロールがセットアップを締め、ジャンルをまたぐ柔軟性を意識した設計思想がうかがえる。
心臓部には4nmプロセスのSnapdragon 8+ Gen 1を採用。アクティブ冷却と組み合わせ、負荷の高いゲームでも安定したパフォーマンスの維持を狙う。
バッテリーは6000mAhで、長時間のプレイを視野に電力制御で速度と効率のバランスを取る。ステレオスピーカーはレトロから最新作まで広がりのあるサウンドを演出。電源ボタン一体型の指紋認証は素早く安全なアクセスを可能にする。接続面ではフル機能のUSB-Cポートに加え、ヘッドホン端子とmicroSDカードスロットを搭載し、ゲームはもちろんマルチメディア用途にも使いやすい。
OSはAndroidにAyaneo独自のAYASpaceインターフェースを重ねる構成。統合ゲームライブラリ、UIの細かなカスタマイズ、パフォーマンス制御、ボタンの割り当てとプロファイル、インテリジェント翻訳や各種ツールまで、管理と調整の自由度を広げる。公式アクセサリーはレザーケース、シリコンプロテクション、スタンド、スクリーンプロテクターなど。所有欲をくすぐる選択肢でコレクタブルな魅力を補強している。
Pocket VERTは、携帯ゲーム機の枠を少しはみ出す存在だ。レトロ感性とモダンなハードウェアの力強さを溶け合わせ、素のスペックだけでなくスタイルや個性、そして“遊ぶ”ことそのものの楽しさを大切にする人に響く。