『バイオハザード』新章Resident Evil: Requiemが2026年2月27日発売—二重ナラティブと視点切替で原点回帰

カプコンが『バイオハザード』の新章「Resident Evil: Requiem」の発売準備を進めている。すでに各プラットフォームでウィッシュリスト登録は400万件を突破。発売日は2026年2月27日で、対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、Steam、Epic Games、Switch 2だ。追加情報を伝える特別プレゼンテーションは1月に予定されており、この初期の関心の高さだけでもシリーズの求心力は揺るがないと感じさせる。

物語の舞台は2026年。数多の戦場で鍛えられたレオンと、カプコンがシリーズで最も臆病なキャラクターと位置づける新顔グレースが、危険極まりない事態に立ち向かう。二人は能力を厳しく試される局面に追い込まれ、歴戦のベテランと慎重な生存者という組み合わせが、緊張を一段と研ぎ澄ませる気配だ。

本作は二重のナラティブ構造を採用する。グレースのルートは『RE2』を想起させるサバイバルホラーの手触りを守り、乏しい資源で常時の脅威に対処する。一方、レオンの章は『RE4』の戦闘システムを基盤に、フィジカルで近接寄りの駆け引きを前面に押し出す。トーンとテンポの対比を効かせつつ、体験全体は破綻なくつなぐ——そんな設計が見て取れる。

さらに、一人称視点と三人称視点を自由に切り替えられ、プレイの瞬間ごとにリズムの変化が生まれる。今回はVRモードをあえて搭載せず、古典的なゲームプレイと張り詰めたサバイバルホラーの空気に的を絞る判断だ。等身大の選択で、長年のファンにもしっくり届くだろう。

レーティングは18歳以上対象。