チェコ小売のコードに現れたSteam Machineの価格情報を検証

Valveが準備中のSteam Machineの価格にまつわる最初の手がかりが浮上した。チェコの小売店を手がかりにすると数字はやや強気に見えるが、出どころは公開の注文ページではなく、サイトのコードや追跡用の商品パッケージだった。この前提を押さえておかないと、見た目の数字だけが一人歩きしかねない。

端緒となったのはSmarty.cz。ソースコードを掘り起こしたユーザーが、隠し表示の価格を見つけたという。512GBモデルが約19,826チェコ・コルナ(約950ドル)、2TBモデルが22,305コルナ(約1,070ドル)。一方で、購入ページ自体には依然として価格は表示されていなかった。その直後、Alzaでも似た情報が見つかり、カタログの項目にはすでに価格欄が設けられていたが、最終的な小売オファーはまだ提示されていなかった。

未発売のハードウェアではよくある流れだ。検索のインデックス化や内部分析のため、暫定的な商品ページが先に用意され、コードに埋め込まれた価格は社内の見積もりやプレースホルダーに留まることが多い。正式な小売価格と一致しないのは珍しくないうえ、Valve製品は標準的なメーカー識別子やEAN/UPCコードを欠くため、その傾向がとりわけ強く出やすい。ここで数字に確度を求めるのは酷というものだ。

これまでチェコの小売では、VATや販売店の上乗せを反映して、Valveの公式ストアより価格が高めに設定されがちだった。初期のリークを道標にするのは心許ないというのが実感だ。たとえば現地の店舗では、Steam DeckがValveの想定価格を約37%上回るケースもある。Steam Machineの具体像が固まるのはValveの発表のあとになる。それまでは、出回る数字は仮置きの目安として距離を置いて眺めておきたい。