UnihertzがTitan 2 Eliteを予告、物理キーボード搭載スマホが本気で帰ってくる?

UnihertzがまもなくTitan 2 Eliteを投入すると予告し、物理キーボード搭載スマホの時代は終わっていないという明確なメッセージを放った。最近のClicks Communicatorへの注目の高まりを受け、ボタン付きコミュニケーターの領域が、BlackBerryへのノスタルジーを慰める静かな片隅ではなく、再び本気の競争が起きる土俵になりつつあることがはっきりしてきた。

Unihertzはこの数年、堅牢なTitanやコンパクトなTitan Pocket、薄型のTitan Slimなど、QWERTY端末を次々と送り出してきた。最初のティーザーから察するに、Titan 2 Eliteはデザインで大きな転換点を迎える。無骨で実用一辺倒の筐体から、ディスプレイ下に物理キーボードをすっきり収めた、より今っぽいシルエットへと舵を切ったようだ。ぱっと見でもClicks Communicatorを思わせるほどで、方向性の近さがうかがえる。

Titan 2 Eliteの登場が重要なのは、このフォームファクターの復活が単発ではないことを示しているからだ。キーボード付きだからといって2008年の遺物である必要はない――そんな判断に傾くメーカーが増えている印象を受ける。モダンな見た目と心地よい打鍵感は両立でき、SNSを流し見しながらでも長文を無理なく書けるはずだ。連絡手段を拡張するアドオン的な位置づけの強いClicks Communicatorとは異なり、Titan 2 Eliteは日常の主力スマホとしての完成度を目指していると見られる。

ただし、具体的な情報はまだ伏せられており、仕様も価格も発売時期も不明だ。ゆえに現時点で競争力を測るのは時期尚早と言える。焦点は結局のところソフトウェアサポートにある。Unihertzは過去にシステム更新の頻度が少ないと批判を受けており、Titan 2 Eliteが本気と受け止められるには、少なくとも数年にわたるサポート体制を示す必要があるだろう。そこが甘ければ、この復活は持続的なカムバックというより、見た目の良さで終わる身振りにとどまってしまう。