Xiaomi POCOがHyperOSに統一、ランチャー廃止とSOTAでアップデートを革新

XiaomiはPOCOスマートフォンに大きな変更を計画している。HyperOS 4のリリースに伴い、独自のPOCO Launcherは完全に廃止され、同ブランドの全デバイスが統一インターフェースへ移行する。これは「One System, One Interface」戦略の実装であり、POCOのソフトウェアシェルとHyperOSメインバージョンの違いがついに解消されることになる。

この改革の背景にあるのがSOTA(Super OTA)技術だ。これによりAndroidアップデートの仕組みそのものが変わる。従来はアップデートのインストールにデバイスの再起動が必要で、一時的に作業が中断されていた。しかし今後は、ユーザーの操作を中断することなくバックグラウンドでシステムを更新できる。HyperOSのアーキテクチャでは、システムがコアコンポーネント、インターフェース、アプリケーションという別々のモジュールに分離されている。このため、ファームウェア全体に影響を与えずに各モジュールを個別に更新できるのだ。

POCO Launcherの廃止は当然の流れと言える。内部では、両バージョンのシェルはほぼ同一のコードを使用している。見た目の違いだけのために2つのインターフェースを維持することは、開発を複雑にし、新機能の展開を遅らせていた。HyperOSのテストビルドを見ると、ランチャー間の違いは急速になくなりつつあり、アイコンも同一化している。同様のアプローチはすでにPOCO Padタブレットにも適用されており、Xiaomi Padデバイスと同じランチャーを使用している。

この統一により、新しいアニメーションやウィジェット、ツールの展開が加速する。今後は機能がXiaomiのフラグシップモデルで先行導入され、遅れてPOCO用の別バージョンに移植されるということもなくなる。バグ修正も迅速化するだろう。開発者が単一のコードベースに集中できるからだ。

XiaomiがSOTAの可能性を十分に引き出せれば、セキュリティアップデートやシステムパッチはユーザーにほとんど意識されなくなるかもしれない。これはAndroidアップデートの従来モデルを大きく変える可能性を秘めている。