ソニーWF-1000XM6:大幅に強化されたANC性能と小型化されたデザイン

ソニーは、完全ワイヤレスの新型イヤホン「WF-1000XM6」を発表した。最大の特徴は、能動型ノイズキャンセリング(ANC)性能が大幅に向上した点だ。同社によれば、ANCの効果は前モデルのWF-1000XM5と比べて約25%アップし、特に都市部の騒音に多い中高周波域での性能が強化されている。このシステムは、HDノイズキャンセリングプロセッサー「QN3e」と統合型V2チップを基盤としており、各イヤホンには4つのマイクを搭載。さらに、アダプティブノイズキャンセリングオプティマイザー技術が周囲の音や耳へのフィットを分析し、耳栓の緩みによる音漏れを補正する仕組みだ。

筐体は11%小型化され、耳の形状に合わせた設計に改良。新しい通気構造により、歩行時や会話中の内部ノイズも低減されている。より密閉感を高めるため、4サイズの耳栓が用意された。内部のオーディオシステムも刷新され、デュアル信号処理、改良型アンプ、32ビット音声対応を実現。ドライバーには、豊かな低音を生み出すソフトエッジと、高音域のクリアさを担うハードドームを組み合わせている。機能面では、ハイレゾオーディオワイヤレス、DSEE Extreme、360 Reality Audioに対応。サウンドコネクトアプリには10バンドイコライザーが搭載され、ヘッドトラッキングや周囲音モードも利用可能だ。ソニーは、サウンドチューニングに著名なマスタリングエンジニアを起用している。

通話時には、骨伝導センサーとAIビームフォーミングを備えた2つのマイク、さらに耳ごとのインテリジェントノイズキャンセリングシステムを活用。ワイヤレス性能も向上し、アンテナサイズは1.5倍に拡大。LE Audioにも対応した。バッテリー駆動時間は、単体で最大8時間、充電ケースと合わせて最大24時間を実現。充電ケースはQi規格のワイヤレス充電に対応する。価格は329.99ドルで、カラーバリエーションはブラックとプラチナシルバーの2色となる。