スペースX、月面自給自足都市に注力、火星開発も継続

スペースXのCEOであるイーロン・マスク氏は、同社の月面プログラムに関する優先順位の変化について明らかにした。火星開発は継続されると述べ、修正された計画によって火星での自律的な居住地の構築が5年以上遅れることはないと説明した。むしろ、一部のシナリオではプログラムが加速する可能性もあるという。

マスク氏はソーシャルメディアで、スペースXが現在、月面での自給自足都市の建設に注力していることを明かした。この目標は、火星での実現に20年以上かかるのに対し、10年以内に達成できるためだ。この動きは、月面でより迅速に文明の未来を確保することを優先している。

ただし、スペースXは火星都市の構築に向けた取り組みを維持し、作業はおおむね5年から7年後に開始されると見込まれている。

スペースXは今年計画されていた火星ミッションを延期し、NASAとの協力による人類の月面帰還プログラムに集中する方針を示していた。同社は現在、2027年3月に無人月面着陸を目標としている。

このようなリソースの再配分にもかかわらず、スペースXは火星探査の戦略的目標が変わらず、月面プログラムの次の段階として位置付けられていると強調している。